「関西の元気で愉快な  女性企業家たち ~サイキャップ視点からの分析」

一般社団法人 女性と地域活性機構 WAOの出版事業としてWAO Pressから出版されました。

 

ダイバーシティセルフマネージメント研究会での発表を

「サイキャップ(心の資本)を高めよう ~ポジティブな心のエネルギーが成長の原動力になる~ 」

との視点で、大阪市立大学名誉教授 下崎先生、大阪商業大学講師 辺見先生に事例を考察いただき書籍としてまとめました。

 

「心の資本」すなわち、サイキャップ(サイコロジカルキャピタル)が重要視される中、サイキャップの視点から企業活動を分析した本著は、まさしく時宜を得たものと言えるでしょう。

 

私梅谷は編集に参画しましたので、全ての原稿を拝見しました。皆様何か社会に貢献できることはないか?と事業を始められ(継承され)幾多の困難がありながらも力強く前進してこられ、そして何より講演から7年を経過して、ますます意気盛んに事業を進めておられることに、とても感銘を受けました。

  

読者の皆様が、この中から何かのヒントを得られ、自分に合った、そして何よりも自分がやりたいことを通じて社会と結びつき、何らかの貢献をしていきたいと思っていただければ大変うれしく思います。

 

 

 

サイキャップ(サイコロジカル・キャピタル)

人間の心理的資本といわれ、以下の4つの要素から構成されています。

人が未来に向けて成長していくためにはこれら4要素が必要であるとされています。

【自信:Efficacy】自ら決定して解決の道を見つける力

【挑戦力:Hope】希望と自信をもって、実際に行動を起こす力

【楽観性:Optimism】どのような結果も受容して未来に向けて活用する前向きな余裕

【レジリエンス:Resilience】変化する環境に対応し、困難があっても乗り越る柔軟性

これらが高い状態とは、イキイキしていて新しいことに挑戦するエネルギーに満ちている状態であると言えます。逆にこれらが低いとすぐにあきらめたり、遠慮がちになり、悪い予想ばかりで、打たれ弱く力のない状態となります。